オリバー・トウィスト

「オリバー・トウィスト」(監督:ロマン・ポランスキー)をRete4で観た。
わざわざ映画館に行ってまで見たいとは思わないけれど、TVで放映しているとどうしてもチャンネルを合わせてしまう。
これで3回目。

19世紀半ばの英国社会での、貧しい人たち、特に子供達を巡る悲惨が悪趣味でない筆致で上手に描かれていて、現在に至る西洋世界での人権意識の進歩について、見るたびに考えさせられるからかもしれない。
(ビル・サイクスが連れている犬がかわいいから、という説もあるけれど)


そういえば、貧しい青少年のためにその生涯を捧げたドン・ボスコ(San Giovanni Bosco)が生きたのも、産業革命で発展した19世紀のトリノだった。